雑記帳
考えたことを綴ります。 日記にはしない予定。
2010/06/25
完泳コースの現実
クロールは水に入れた腕の延長線方向に視線を合わせる。重力からすると下方向だが意識の上では斜め上。がしっと上を見据え、水を手のひらで掴んで太股で蹴って、自分の体を押し上げるのだ。それは他の泳法よりもむしろロッククライミングに近い。
決してうつむいてはダメよ。頭はいつも上げていなさい。目でしっかりとまっすぐ世界を見るのです。(ヘレン・ケラー)
うつむいていては進めない。まっすぐ前も底なのだ。目指すところは上しかない。両手で水の固まりを、ひょいひょい後に放り投げ、ズバズバ上に進むのだ。
……なんて具合に懸命に泳いでいると平泳ぎのおばちゃんにコースを塞がれ、バイオニックジェミーの如くスローモーションなスイムに切り替えることを余儀なくされてしまうのだ。
昨日なんて鼻から水を飲んじまったし。
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