2011/01/29

走った




とりあえず走ってみることにした。

前々からランニングには興味があった。景色をみながら体を動かすのはさぞかし楽しいだろうと、あこがれていた。

この点で水泳は絶望的だ。プールの底をみながら、黙々と水を掻き続けるだけ。好きなときに息をすることもできやしない。

テレビでランナーたちの苦しそうな表情をみて、自分にそんな距離が走れるわけがないと決めつけていたのだろう。シューズを買うところまでは行くのだが、なかなか走り始める切っ掛けが掴めなかったのだ。

ちょっとばっかり高かったランニングシューズも、普段使いするものだからどんどん悪くなる。ついに一度も走ることなくその生涯を終えるのかと思ったぐらい。運動らしいことはゴール裏で跳ねる時だけでは可哀想だ。そう思いながらもなかなか重い尻が上がらない。

マイミクが走っている。知り合ってからそう間がないのに、それでもはっきり判るぐらいスマートになった。その上イベントのレポートが楽しそうだ。

彼の存在は大きい。憩室炎で入院したときにダイエットを指示された。それを素直に受け入れられたのは、彼の姿をみていたからだろう。

基本的にスイマーだから、僕はプールで運動することにした。原料には水泳はとても効率の良い運動法だ。理論上、5時間のクロールで脂肪を1kg落とせる計算になる。

カロリー制限とあわせて、予定の半分の期間で目標値までの減量に成功。この経験が自信になった。それで走り始めようと思い始めた。

5時半に目を覚まし、身支度をして6時少し前に自宅を出る。近くにある羽根木公園の周回コースを走るのだ。

今の季節だとちょうど明るくなってくる時間帯のようだ。暗いうちからラジオ体操に人が集まっている。結構盛況、こんなに来るなんて知らなかった。早起きは三文の得だ。

朝の寒さに怖気ずいて厚着して来たことを後悔した。周を重ねる毎に服が湿っぽくなってきている。

運動時間35分でひとまず終える。もっと走れそうだったけれど、後のことを考えてこれぐらいに留めた。

これからいろいろ課題が出て来るのだろう。それが楽しみでならない。


2011/01/24

アップルパイ

アップルパイが食べたくなった。レシピはウェブ上にいくらでもあるが、手順が多くて面倒くさいものばかりだ。だから如何に手を抜くかだけを考えて、オリジナルレシピで挑戦。

「挑戦」であるからして、それは実験料理を超えた「冒険料理」である。

■材料

・リンゴ(紅玉) …… 4個
・バター …… ひとかけら×4
・砂糖  …… ひとさじ×4
・シナモンパウダー …… 少々×4
・プリッツ …… 1本

・冷凍パイ生地 …… 2枚
・卵黄 …… 玉子1個分

■手順

□先ずは焼きリンゴを作る。

・へたの部分をくりぬく。
 →グレープフルーツを食べるときに使う先端がギザギザのスプーンで作業すると簡単。

・くりぬいた部分にバターと砂糖を入れ、シナモンパウダーを振りかける。

フォト
・180℃のオーブンで20分ぐらい焼く。

フォト
・焼きリンゴの完成。これだけでも充分美味しい。

□次にパイ

・焼きリンゴを冷ます。
 →高温のままだと、パイ生地に含まれるバターが溶け出してしまうため。

・冷凍パイをフリーザーから出しておく。

・冷凍パイを半分に切り、麺棒を使って打ち粉をした台で、リンゴが包める大きさになるまで伸ばす。大体倍の大きさ。

フォト
・冷ました焼きリンゴを包む。

フォト
・リンゴのへたのようにプリッツを刺したのだけど……必要ないかw

フォト
・刷毛でパイ生地に卵黄を塗り、180℃のオーブンで30分焼く。

フォト
・焼き上がり

フォト フォト
・なかなかそれらしく仕上がった。プリッツがそれらしく見えて嬉しい。

フォト フォト
・二度に渡って加熱したため、リンゴの果肉はクタクタになっていた。

リンゴが甘くふわっとしていて、子供達には好評だった。


2011/01/23

アップルパイ

アップルパイが食べたくなった。レシピはウェブ上にいくらでもあるが、手順が多くて面倒くさいものばかりだ。だから如何に手を抜くかだけを考えて、オリジナルレシピで挑戦。

「挑戦」であるからして、それは実験料理を超えた「冒険料理」である。

■材料

・リンゴ(紅玉) …… 4個
・バター …… ひとかけら×4
・砂糖  …… ひとさじ×4
・シナモンパウダー …… 少々×4
・プリッツ …… 1本

・冷凍パイ生地 …… 2枚
・卵黄 …… 玉子1個分

■手順

□先ずは焼きリンゴを作る。

・へたの部分をくりぬく。
 →グレープフルーツを食べるときに使う先端がギザギザのスプーンで作業すると簡単。

・くりぬいた部分にバターと砂糖を入れ、シナモンパウダーを振りかける。


・180℃のオーブンで20分ぐらい焼く。


・焼きリンゴの完成。これだけでも充分美味しい。

□次にパイ

・焼きリンゴを冷ます。
 →高温のままだと、パイ生地に含まれるバターが溶け出してしまうため。

・冷凍パイをフリーザーから出しておく。

・冷凍パイを半分に切り、麺棒を使って打ち粉をした台で、リンゴが包める大きさになるまで伸ばす。大体倍の大きさ。


・冷ました焼きリンゴを包む。

・リンゴのへたのようにプリッツを刺したのだけど……必要ないかw


・刷毛でパイ生地に卵黄を塗り、180℃のオーブンで30分焼く。


・焼き上がり

 
・なかなかそれらしく仕上がった。プリッツがそれらしく見えて嬉しい。


・二度に渡って加熱したため、リンゴの果肉はクタクタになっていた。

リンゴが甘くふわっとしていて、子供達には好評だった。

2011/01/21

ガトーショコラ

ガトーショコラの材料は手に入れやすいものばかりで、作るのに時間もかからない。手軽、でも需要がないので今まで挑戦しなかったのだ。

今回は母の誕生日祝い。母のためにケーキを焼くなんて柄ではない。こんなことは不惑にして初めてだ。喜んでいたから良しとする。

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ブラックチョコレート二枚と無塩バター70g。これを2分間電子レンジにかけて溶かす。

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ダイエット中の身としては恐ろしいが、溶かしたままをしっかりと見ておこう。そうすれば食べ過ぎることもなくなる。これを混ぜると滑らかなペースト状になる。

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大きめのボールで、卵黄2個と砂糖を30gを混ぜ合わせる。混ざったらチョコレートを投入。甘い香りが漂う。このあたりでオーブンの余熱を始めると良さそう。温度は180℃。

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薄力粉20gと純ココア10gを振るって混ぜる。だんだんケーキ作りっぽくなってきた。ゴムへらを使ってしっかりと混入。案外混ざりにくかった。

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卵白2個分と砂糖20gでメレンゲを作る。卵白をハンドミキサーで泡立てながら、砂糖を二度に分けて入れる。「角が立つ」まで泡立てるとのことだが、卵の角ってどんなものかな。うちの奥さんの角ならば(以下略)

メレンゲを生地に混ぜる。ゴムへらで底をこそげるようにかき混ぜながら、半分ずつ丁寧に合わせていく。

底が外れるタイプの15cmケーキ型の内側に、オーブンペーパーを敷いておく。バターを糊にして張り付けるような感覚だった。

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生地を型枠に流し込む。粘度が高いので偏るが、均すためにへらなどは使わない方が無難かと。そして、オーブンの温度を170℃に落として30分焼く。

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焼き上がり。うーん、悩ましいチョコレートの香り。表面が割れたことにがっかりしたが、ガトーショコラとはそういうものらしい。

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焼けてすぐに型枠を外したのだが、粗熱が冷めるまではそのままにするようだ。だから今回はマッシュルーム型に仕上がった。これはこれで良し。自分スタイルなのだ。

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朝、粉砂糖を振って完成。やった、ひび割れが目立たなくなったぞ。

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ケーキらしい梱包材がないので、スケッチ用の黄色いトレーシングペーペーくるみ、有り合わせのケーキの箱に入れた。よく知っているケーキ屋の箱をそのまま使うのは抵抗があったので、裏表をひっくり返してみた。素っ気ない段ボール箱から黄色い世界が出てくるのは、なかなか面白い偶然の産物。

カリメロに頼んで母に届けてもらった。自分で渡すのはちょっとねぇ。

元レシピ:濃厚ガトーショコラ 15cm型
http://cookpad.com/recipe/1329173


2011/01/16

ぼろ市

カリメロといっしょにぼろ市に行ってきた。

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例年凄い人出のボロ市だが、今年は週末にかかっているので更に多いような気がする。歩きにくくて仕方がない。

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堅い木に細かい彫刻が施されているこの板は、和菓子の型枠だ。むろんアンティーク。この板二枚で4000円もする。

今年はボロ市の原点に返ったのだろうか。古道具屋の出店が例年よりも多いような気がする。魚介が少ないのは年明けだからだろうけれど、新品の衣類や調理器具が目立たないのだ。

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いろいろなところでトンボ玉を売っていた。見せ方も値段もほぼ均一。不思議だねぇ、詮索はしないけど。

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江戸時代の通貨から現役の100ウォン硬貨まで、ざまざまなコインがざるに入っている。一枚百円だ。100ウォン硬貨を500円玉と勘違いする自販機があるって聞いたことがあるよう気がするけれど、こんなの売って大丈夫なのか知らん。

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木彫りの家紋スタンプ。彫っている本人が売っているのだ。大きさがまちまちなのは、あまり複雑な模様は小さく彫れないからだとか。おじさんの苦労話がおもしろかった。

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ちょっと困った表情がいい味のセルロイド人形。変に美形な人形や無表情のものは悪夢を誘いそうだけど、こんな風に自分のことで手一杯な雰囲気だとその心配はなさそうだ。癒し効果なのかな、そういうのも。

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いま旬のタイガーマスク。

カリメロ:蛇の穴だっけ、壁の穴だっけ?
丼:きみの求めている答えは、多分「虎の穴」だよ。

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作り物の招き猫。ここは招き猫の故郷である豪徳寺から近い。歩いて15分ほど。準ジモティーとしては、ついでに行く気にはならないのだけど。

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板金屋さんが銅板加工の実演をしていた。板を折り紙のように加工して、折り鶴やカブトを折っている。

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今回の掘り出し物は、カメラの三脚穴に取り付けるストラップ。100円だった。日本製でしっかりしている。鞄用の吊り紐をこの金具に繋いで、たすき掛けストラップにしようと思うのだ。



2011/01/08

新・炊飯器パン

焼きたてパンは好きだが、ホームベーカリーを買うほどではない。置き場所に困る上、持っていても週に一回使うかどうかだろう。イーストを使って発酵させるパンを炊飯器で焼く方法を見つけた。最近炊飯器のイレギュラーな使いこなしに凝っていることもあり、そのレシピに興味が湧いてきた。

本日のオールスターキャスト。大さじ一杯のためにこのサイズのスキムミルクを買ったのだが、後にクリープと同じものだと判明。知識がないと無駄が多い。勉強って大切だ。

炊飯器の内釜に粉ものの材料を入れる。強力粉300g、砂糖大さじ2杯、塩小さじ1杯、ドライイーストとスキムミルク。サイトには泡立て器で混ぜろと書いてあるけれど、テフロンが傷むと奥さんから攻撃されるので木のスプーンで混ぜた。

水とバターを加えると、ネバネバベトベトとグルテン化してくる。そこでラップを掛けて10分休ませ、パンパンと叩きつけたり捏ねたりと生地をいじるのだ。

生地が内釜にくっつかなくなり何となく纏まってきたら、釜の内側を布巾で拭いて13分間保温モードで加温し、スイッチを切り40分間放置して発酵させる。

倍ぐらいに膨れたら発酵完了。それをそのまま炊飯モードで「焼く」のだ。

炊飯完了。一度目の炊きあがり時点では生焼けらしかったので、もう一度炊飯して取り出した。お釜の形のパンができるのだ。

二次発酵しないので、割としっかりしたパンに仕上がった。ふわっとさせるにはそれなりの手間がかかるようだ。

焼きたてパンのらしいイーストの香りが漂う。これでも手作りの楽しさは充分味わえると思う。

■ソース
食パンが2時間でできる! 早焼きお釜パン

2011/01/07

貝殻の類と鮪の尾

三崎に遊びに行った母は、海岸でいろいろ拾ってきた。


磯辺の詰め合わせを標本のように並べると、海の雰囲気が拡がる。

一番のお気に入りはこれ。巳年生れの彼女は、自分の干支だと言い張るのだ。


本当は何のせい痕なのだろう。

これは鮪の尻尾。脂が乗って旨い場所だが、市場価値に乏しく安い。一尾二千円とのこと。


刺身にできるぐらい鮮度が高いが、あえてこれを焼く。


粗塩を振って火を通し、大根おろしを添えていただく。

うまうま。

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