2008/05/31

深夜すた丼

すべての丼物にライバル心をめらめら燃やすずっけ丼としては、いきなり目の前に現れた新顔「すた丼」を無視することは出来ない。幸か不幸か私はこれまでこの丼物の存在を知らずにいた。しかしマイミクのマックさんが日記に登場させ、私の知るところになったのである。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=822759541&owner_id=7712228

圧倒的なボリューム、きついにんにく臭、滋味溢れる豚肉より沁みだした脂。マックさんの構成力も相まってスタ丼は瞬時に私を魅了した。「これは近いうちに制覇せねばなるまい」と決心を固めるも、「伝説のすた丼屋」は私の住む場所からはいささか不便な国分寺にある。

なかなか行く機会はないだろうなと落胆していたのだが、深夜戯れにリンクをクリックしてみると「伝説のすた丼屋」は明大前にも店舗があることが書いてあった。しかも午前3時までの営業である。これから行っても間に合うではないか。


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と言うわけで「伝説のすた丼屋」は明大前のすずらん通り沿いにある。今時の学生街らしく、安い飲み屋とチェーンの食べ物屋ばかりだ。この店も、出すもののイメージとは裏腹に、小綺麗なチェーン食堂の体裁を持っている。

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壁には漢っぽい「掟」が描かれている。ひとつぶも残してはいけないのだぞ!

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自販機で「すた丼」のチケットを買う。深夜なのでさすがに大盛りは避け、普通のすた丼にした。生卵、味噌汁がついて600円。十分リーズナブルだ。

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光る豚肉、しゃきしゃき感のある葱。
にんにくの力によって豚肉の臭みが見事に消え、脂の甘みさえ感じられるどんぶりに仕上がっている。美味いよこれ。


普通盛りにしたからだろうか、覚悟していた食感的な驚きはなかった。
「ヘルメットにような器に押し込まれた飯」……あの迫力を体験するまで、私に豚丼を語る資格はないだろう。

やはり国分寺が私を呼んでいるのだ。リベンジは本店で、近いうちに。


2008/05/29

自家焙煎に挑戦

先日、北千住で発見した「やなか珈琲店」 生豆をその場で焙煎してくれる店だ。
http://www.yanaka-coffeeten.com/
チェーン店で自宅に近くにもあった。ポイントカードも貰ったことだし、これから贔屓にしようかな。

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メインの商店街から一本入ったところにある店舗だ。

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味噌専門店の味噌樽の如く並べられた珈琲樽。店の奥には大きな焙煎器がある。注文して焙煎が終わるのを待つ間、珈琲を飲むためのスペースもある。因みに1杯180円。

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樽の中身は生豆。これを量り売りしてから焙煎のサービスとなる。生豆の重量よりも2、3割軽くなるとのことだ。

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これが生豆。少し緑がかった色をしている。煎るなのでずっしり重い。

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これが自家用焙煎器「いるいる」 

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丸いところから生豆を入れ、概ね3分焙煎する。
そして管になっている持ち手の先から、焙煎済みのコーヒー豆を取り出すのだ。

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最初のチャレンジは相当深煎りに仕上がった。
……いえ、これは炭ですあせあせ(飛び散る汗)

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まあ、飲んでみないとわからないので、一応ミルで挽いてみた。手前が普段飲んでいるフレンチローストの豆。色の違いに注目。
……味は炭であった。少なくともコーヒーではない。

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二度目のチャレンジはコーヒーらしく仕上がった。しかし前回のトラウマからか、かなりの浅煎りである。酸味が強く、味はちょっと生っぽい。


自家焙煎はなかなか難しい。専門店のように大量に煎るのならば均質に仕上がるのだろうが、せいぜい5人前ではあっという間に出来てしまい、時間を見極めるのは至難の業。今回試みた二度の時間差は、20秒程度。このなかで好みの濃度を探さなければならないのだ。

しかしながら、生豆が珈琲豆に仕上がるプロセスはドラマチックで魅力的だ。火の上でころころと生豆を転がしていくと、段々音が軽くなり珈琲の香りが漂い始まる。そしてふわっと煙が立ち上ると出来上がり。僅か3分の作業で高まる期待は大きい。

嗜好品なのだからこういう演出もありだと思う。
でも少なくとも最初のうちは、口直しのコーヒーを別に用意しておいた方がいいだろう。


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もっと拘る人のために、こんなものも売られている。
なんだか江戸時代の町医者の気分になれそうあせあせ


2008/05/28

我那覇へのドーピング処分取り消し、CASが裁定

柏の葉に行ってよかった。
一番不安だった我那覇を応援できたのだから。

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 Jリーグ1部(J1)川崎のFW我那覇和樹(27)がリーグのドーピング禁止規程違反で受けた処分の取り消しを求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に仲裁を申し立てた問題で、CASは27日、Jリーグの処分を否定する裁定を下した。

 Jリーグは昨年、発熱と下痢の症状を訴えた我那覇がビタミン入りの生理食塩水の点滴を受けた処置をドーピング規程違反とし、我那覇に公式戦6試合の出場停止、川崎に1000万円の制裁金を科した。我那覇側はこの点滴が正当な医療行為で、違反ではないなどと主張してきた。

 スイスに本部のあるCASはスポーツ関連の紛争を扱う独立機関。 (17:19)
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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080527AT1H2701527052008.html


2008/05/27

WILLCOM 03、発表会



WILLCOMの喜久川社長は、せんとくんに似ている。


2008/05/26

北千住の帰りに




近くに素敵なスタジアムがあるということで、声が嗄れるほど見学してきた。

「嗚呼、国立に行きたかったよ」という願いは、近々柏の方が叶えてくれるとのこと。

……そういう意味じゃないんだよぅ(;_;)


2008/05/25

Lunch@北千住




■準備編

今日の昼食は北千住で食べることにして家を出た。北千住の予備知識は皆無。これからの経験が、私の北千住像を形作ることになるのだ。

思い浮かんだ地名に運命を託すのは、以前小岩で大成功してから味をしめて続けている、ちょっとしたギャンブル。多かれ少なかれ発見があるところが魅力だ。

さて、電車が来た。すでにサイは投げられたのだ。いざ北千住へ。

■市街地編1

ツクバエクスプレス開通でこの街は急激に変わったようだ。その頃に地価上昇率日本一を記録したことを覚えている。

駅前は小綺麗に整備されていて、典型的な地方都市そのものである。ロータリー際にあった吉野家に強く惹かれたが、日記を書き始めた手前、ここで食事を済ませるわけにはいかない。

区画整理範囲と旧市街の際が面白いと判断して、駅を背にして歩き始めた。

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北千住の目抜き通り。ところで目抜き通りってこの漢字でいいのかな?

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ちょっと歩くと「宿場町通り商店街」がある。
日曜の昼時なのに閉じたシャッターが目立つが、居酒屋が少なくないことを考えるとそんなに寂れてはいないようだ。居酒屋「げんぺい」もこの通りにある。

よく見ると
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こんな感じの洋品店や
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こんな甘味屋さんがある。自然な感じでレトロチックだ。穴場感覚ですこぶる素敵ウインク

それで、一歩路地にはいるとこういう光景が目に入る。
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住宅密集度はかなり高い。
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区画整理地区とのギャップは大きい。

■横道にそれると
いろいろ面白い店が現れる。

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古着屋さん。いい感じの青いTシャツ、380円。

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担々麺専門店、始皇帝。

昼食はここにした。担々麺700円、水餃子500円。
クセのない端正な担々麺だ。辛みはマイルド、乗っているホウレンソウにもあくがない。

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やなか珈琲店、北千住店。

かなりレベルの高い珈琲を、一杯180円で飲ませてくれる。本業はコーヒー豆の販売だ。生豆で保存してあり、客の好みで焙煎するのが売りのようだ。

実は数年前に焙煎器具を入手して以来、珈琲の生豆を探していたのだ。生豆を頼むと
「長年この仕事をしていますが、生豆を注文された方はまだ4人目です」とのこと。
器具を持っている人は多くないとは思うが、そんなに少ないとは思わなかった。

北千住はもっといろいろ見ると面白そうだが、これ位でタイムアウト。機会があればもう一度寄ってみたいと思う。

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これは駅前にある歩道橋下の様子。並ぶ謎の石、いったいどういう意味なんだろうか。


2008/05/24

深夜冷麺

夜中に
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ドンキホーテに行き
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盛岡冷麺を買い
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作って食べた。

それだけ。

嗚呼、衝動的な人生に乾杯ビール


2008/05/20

テレビ廃止その後

NHKが受信料を返金してよこした。

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【ガスっけ丼】さま
振込の入金をお知らせします。

入金口座:渋谷駅前 支店 残高別普通(総合) 口座番号*******
入金日:平成20年05月20日
金額:2,690円 
内容:振込 NHKジユシンリヨウ

平成20年05月20日09時53分現在
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もともとそんなにテレビに依存していなかったのか、無くなっても生活は殆んど変化していない。時間に余裕ができることも、会話が増えることもなかった。

ちょっとばかり期待が外れたかな。要は我が家にテレビは不要だったということだ。

娘の「みんなで名探偵コナンを見る会」は継続中。始まるまで勉強をしながら待つとのこと。本当かしらん。

浮いた受信料で毎月映画を見に行くと約束したが、映画をみて、ご飯を食べて、ちょっとした買い物をして……

……算数からやり直した方がよさそうだ。

ま、いっか。


2008/05/18

攻撃は、攻撃しているうちは、最大の防御である。

痛快な逆転弾。シビレルねぇ……






……だからさぁ、相手は大宮なんだからさぁ、わかってよあせあせ(飛び散る汗)


2008/05/17

エンジニアリング・ロマンティックス

標題は私の造語。怪しい英文法はご容赦を。

丁寧なモノ作りには意味がある。それが量産品であってもね。

107年間も灯りをともし続けている電球
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=488954&media_id=46

まもなく白熱電球の生産が停止される。効率のよい蛍光灯や発行ダイオードに置き換えられるのだ。白熱球の暖かみのある光が好きだが、我が家でも順次切り替えることにしている。

白熱電球の暖かみはその光だけではなく、姿を見るだけで仕掛けを感じられる素朴さにもあると思う。

手のひらに心地よいフォルムの小宇宙に、凛々しいタングステンの太陽がある。シンプルさ故、件の記事のような奇跡もなんとなく受け入れられる。

電球型蛍光灯はどうだろう。


2008/05/16

左が醤油で、右がウスターソース


近所のとんかつ屋さん。

いい色じゃないか(o~-')b


2008/05/13

入試問題

中学進学塾大手、日能研の車内広告から。某中学校の入試問題だ。

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仮にあなたが、「織田信長」を主人公としたテレビドラマの台本を書くことになり、ドラマの制作責任者から「みんなのイメージと違った『織田信長』を登場させて、ドラマの視聴者を驚かせてください」という注文を出されたとします……

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これで織田信長のイメージを整理させ、いかに視聴者を驚かせるかのアイディア出しが設問。歴史知識と発想の柔らかさを計る意図か。

私が試験官ならば、知識が不正確でも「抱腹絶倒、荒唐無稽」な発想を持つ子供を入学させるだろう。知識が必要ならば図書館に行けばよいのだ。

卒業試験に同じ問題を出してみたい。解答が入試時よりもさらに面白くなっていたならば、そこはいい学校だと思う。

一般的な大学入試などで評価される能力ではないだろう。進学先リストを充実させる力はつよくない。しかし、このような情報編纂能力はあらゆる学習の基本になる。その力を養う意図を評価したい。

そして我が娘。

彼女の通う学校はレポートが多い。正に上記の力を重視しているのだが、このやり方は相当知的体力が必要らしい。親としては娘をモチベートするのに苦労している。

簡単に諦め、慰めると反発し、強く言うと落ち込む。うちの中学生はやりにくいのだ。

知識ならば教えることができるが、レポート本体は本人が自分で作るより他にない。親はコーチングに徹することを余儀なくされる。

この時期の親力とは「待つ力」だと思う。レポートの場合も不足データを渡す位で、あとはひたすら待つだけだ。

我慢できずに口を出すことはご法度。知識が身に付かないだけではなく、中学生の脆弱な自信を吸いとってしまう。

親としてなにもできないのは辛い。子離れの準備過程だと考えるべきなのか。親も人間である以上は成長の途上なのだ。

入試問題は学校からのメッセージ。設問から教育方針や学校像を読み取る。中学校ならば、親が目を通すことを見越しているだろう。

そろそろ息子の入試研究を始めようか。一つひとつ読み込み、じっくり見極めよう。


パイロット2020シャープペンシル


昔、流行ったよねぇ、これ。


2008/05/12

味の素スタジアムネーミングライツ更新感謝祭



つまりアマラオの引退試合。味の素が一肌脱いでいるようだ。

試合には間に合わず、セレモニーだけを見た。公式の引退試合じゃないから堅苦しくなくていい。

いくつも花束を貰い、ゆっくりと観客席を回るアマラオ。似顔絵の段幕前でポーズを取り、手渡されたマフラーを掲げる。

キングは王冠を被り、聞き覚えのあるチャントを受けながらゆっくりと凱旋していった。

愛されていたんだな。


観客が引き揚げ始めた頃、知り合いのガスサポと遭遇。川崎がアマラオにハットを決められた話をすると

「その絵柄の記念Tシャツ売ってますよ。それからハットじゃなくて4点ね」

とのこと。薦められて高かったが購入。俺ちょっとM入ってるかも。

成る程、アマラオがキングになったのは川崎戦であったか。やっぱりクラシコなのだ。


2008/05/10

今日、万一のことがあったら


順位で瓦斯に負ける。
クラシコ続行中だ。


2008/05/08

ドームより等々力


東京ドームは広さを感覚的に捉えるための指標としてよく使われている。Wikipediaの項目「東京駅」にも「面積は東京ドームの3.6個分」という件がある。メディアへの露出が多い建物故、誰もが知っているから使いやすいのだろう。しかし、正直広いのか狭いのかよくわからない。

年に何度か東京ドームに足を運ぶが、中にはいると案外小さく感じられ、外から見ると巨大だ。室内球場故全体を俯瞰する視点を取りにくく、広さの感覚を共有するには難がある建物だと思う。

そこでオープンエアでかつ誰もが知っている(知っているよな!)等々力陸上競技場を新たな指標として設定して考えてみたい。東京ドームの建築面積は46,755m2、等々力は35,480m2だ。計算すると等々力は東京ドームの0.7597個分、概ね3/4である。

つまり東京駅の面積は「等々力陸上競技場の4.8個分」

この方がずっと捕らえやすいと思う。


2008/05/04

横河武蔵野




今年はシーチケを買わなかったから、チケット情報には気を配らなければならないのだ。それを怠ると今日のようなことが起こる。チケット完売は喜ばしいことだが、買い忘れた私は参戦できない。

そこで密かにダブルヘッダーを狙っていた、横河武蔵野対流通経済大学戦を見に行った。双方調子が良いから見応えのあるゲームになるだろう……

……って、横河首位かよ!夢のようだ。このまま行けば昇格。去年横河のラグビー部がトップリーグ昇格したから、横河電機にとって二年続けの昇格ということになる。これは大変なことだ。
まあ、まだ始まったばかりだから。

吉祥寺からムーバス。一律100円のコミュニティバスだ。狭い住宅地を縫って走るから面白い。武蔵野市の住宅地は樹が大きく、区画が広いから気持ちいい。

武蔵野陸上競技場はバックスタンドからゴール裏にかけて芝生で、その後に大きな桜の樹が並んでいる。来る度に、桜の季節はさぞや美しいことだろうと思うのだが、今年も見逃してしまった。

芝生で寝転んで見ているひとがいた。ちょっとうらやましい。こんなことならばレジャーシートを持って来ればよかったと思ったが、「お一人様」では酷くむなしいことだろう。こういうときにはメインスタンドがちょうど良いのだ。

流経大は当たりが強い、それに対して横河はパスで繋ぐサッカーらしい。そういう組み合わせでパスサッカーの方を応援する。つまりいつもの川崎戦と同じスタンス。不思議なことに、何となく「見せ場」の興奮の仕方が似ている。ひやひやする場面も似ている。

ゲームはスコアレスドローに終わった。
選手の特性を分析しながらの観戦はちょっと疲れる。普段応援していていろいろ予備知識のあるチームは、住み慣れた家のように居心地の良いものなのだと実感。

横河を「住処」にする人たちは確実に増えている。今日のメインスタンド横河側はほぼ満席だった。スタジアム周辺の商店街にはフラッグが舞っていた。プロ化の準備が着々と進んでいることだろう。プロ化が実現した暁には、Jリーグ規格を満足しないこの競技場はホームグラウンドに使えなくなる。

その前に、武蔵野陸上競技場で観戦しながらの花見を実現したい。