2008/08/21
快晴に夕日が溶けて
空が藍色に染まった。
今日はノー残業デーだから、軽く気晴らしをして帰る。
代表戦など興味無いぜ、などとテレビを棄てた者の強がりを言いつつ、hub川崎(スポーツバー)を尻目にLa citta dellaへ。
映画でも見ようと思っていたのだが、どうも時間が中途半端に余る。「崖の上のポニョ」だと丁度いいのだが、これは日曜日に見たばかりだ。
そうそう、ポニョ見てきた。やっぱり人面魚だったけど、ちょっと鶏っぽいかな
……おっと、これ以上はいわねえぞ
タワーレコードを冷やかす。こういうときに衝動買いするCDは大体失敗なのだ。だから「冷やかすだけ」と決めて冷やかした。
クラシックのコーナーが古楽器フェアを張っていた。娘がリコーダーをやっているから古楽器には敏感になっているのだ。バッハのマイナスワン(楽器のパート別カラオケ)でもあったら買ってやろうと思いつつ、そんなニッチなものがあるはずもない。結局リコーダーのアリア集を手に入れた。
ブースの裏側はワールドミュージックコーナー。インドの天才女性。昼は医師、夜はミュージシャンとして活躍している凄い人のCDがあった。ジャケットのメンバー写真が妖しい。ターメリックの匂いが漂ってくるようだ。強烈に惹かれるが、これは多分罠なので却下。すぐに買わず、数日の冷却期間をおくことにした。
さて、店の外に出るともうすっかり夜だった。広場で野外ライブが始まっている。
ソプラノサックスってかっこいい。テナーやアルトだと楽器に振る舞わされている感があるけれど、ソプラノだと楽器を押さえ込んで自在に操っている感じがする。この人はネックストラップを使わずに演奏していたから尚更だ。
親父は孫にサックスをやらせたくて仕方がないようだった。渡辺貞夫のキッズワークショップをテレビで見て感化されたのだ。かくいう私も高校時代ソニー・ロリンズの音に魅せられて、「自分の子供にはサックスの英才教育を施すぞ」と決心したことがある。「だったら自分でやればいいじゃん」という発想が欠けているところが、我々親子の血のつながりなのだろうか。
実に気持ちよさそうなのだ。こんなに上手く吹けたらばいいな。
小腹が空いたので立ち食い寿司へ
回転寿司プライスで握りたて、それでちょっとだけでも文句を言われないから立ち食いが好きだ。板さんがカウンターに笹の葉を敷いて、そこに寿司を置いてくれる。これが寿司だね。雰囲気も楽しまなきゃ。だから撮影なんて余計なことをしなかったから、寿司の画像は無し。
そしていつのも南武線に。気分が変わったから、黄色い電車もまた楽しい。
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