2008/08/31
東京都サッカートーナメント・決勝戦(追記)
天皇杯東京都代表決定戦を兼ねるこの試合。かつては「横河武蔵野対佐川急便東京」とカードが決まっていたから
『佐川急便がいなくなれば、自動的に武蔵野が優勝する』
と信じていた。しかし佐川が滋賀に移転してからも、武蔵野は天皇杯出場を逃している。スタジアムに棲む魔物は多いけれど、西が丘のこいつはしつこい方の一匹ではないか。川崎をJ2に留めた奴より長いのだから。
♪俺らの週末は、声を張り上げ
武蔵野と共に、戦うためにあるのさ
らーらら、らららー……
たどり着きたい、あの場所 ♪
baby crusing loveですか。Perfumeの楽曲をベースにした応援歌を初めて聴いた。
大一番に向けてヒートアップするゴール裏。彼らがあんなにがんばっているのを見るのは、初めてかもしれない。歌詞に盛り込んだ「あの場所」が目前なのだから無理もない。
試合は……
前半4分、国士舘のフリーキックからの混戦で横河のキーパーがファンブルし、そのままゴール。これが決勝点だ。
国士舘にとても足の速い選手がいて、そのことが記憶に残ったせいかもしれないが、国士舘は個人の突破を重用していた印象。パスで回す武蔵野との性格の違いがよくわかった。武蔵野の攻撃がこぢんまりと収まっていたのが残念。もっと広く使えばチャンスがあったと思う。
それに加えて(嫌いな言葉だが)決定力不足。無人のペナルティーエリアに上げられるクロスがなんと多かったことか。
退いた視点で見ていると、悔しいときに悔し涙を流せない。それが悔しい感覚。
何となく出会った頃の川崎に似ている。
ここ数年で武蔵野のサポーターは相当増えた。スタンドに青黄のタオルマフラーが目立つようになり、地元吉祥寺の商店街にはフラッグが掲げられている。「東京第三勢力」は本気なのだ。
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追記:
TOKYOFOOTBALL編集のハイライトビデオがYoutubeにアップされています。
……ファンブルじゃなかったようですね。
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