2008/11/11

iPod mini 16MB


機械を見ると蓋を開けたくなる。子供の頃は手当たり次第に分解して、その殆どが取り返しの付かない状態になった。

でも、大人になると分解するだけではなくて、もう一度使えるようにする責任が生じる。

*

というわけで機械いじりのチャンスを虎視眈々と狙っていのるであるが、先日iPod miniのハードディスクをCFに交換するブログ記事を見て、挑戦してみようと思い立った。手元に本体がある訳じゃないので中古を手に入れる必要があるが、それを含めても責任が取れる範囲(=小遣いで何とかなる金額)に収まりそうだ。

■本体
写真

ヤフオクを観察すると、iPod miniの落札価格は概ね4000円前後。元箱やCD-ROMが付いているともう少し高くなる。それらの付属品は必要ないので安い物を狙う。

程なくして、バッテリーが劣化しているためにジャンク扱いとなっているものを発見。作業のついでにバッテリーも交換することにして落札。3000円だった。

■バッテリー
写真

これもオークションショップで購入。送料込みで2000円。工具が付いているのが良い。本体と同じカテゴリーで出品していたので解りやすかった。

標準のバッテリーよりも大分容量が大きいから、相当長い時間使えるようになるだろう。

■CFカード
写真

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001AFTOC4
上海問屋で3099円。こんなに安いとは思わなかった。もうちょっと頑張って32MBにしようとも思ったが、そちらは7500円もするので断念。

その時の相場で安い物が入るシステムらしく、どのブランドが入ってくるかわからない。今回は、相性問題が比較的少ないA-DATAで安心。

本体:     3,000円
バッテリー: 2,000円
CFカード: 3,099円
----------------------
合計      8,099円

何とかお小遣いの範囲に収まったウッシッシ

**

さて、お楽しみの機械いじり。
この改造はポピュラーなので解説サイトが沢山ある。英文だけれども「i-fixit」が解りやすい。

写真
上ベゼル取り外し。なんと両面テープで貼ってあるのだ!

写真
下ベゼルを剥がし、基板を止めてある金具を外す。 写真右のコネクターはコントローラーのもの。これも外す。

写真
上部のねじを外す。眼鏡を調整するプラスドライバーがぴったりだった。

写真
下から基盤を押すと中身が出てくる。基盤が出てくるまで、上から引っ張ってはいけないとのこと。

写真
これがiPod miniの中身。

写真
バッテリーとMicro Drive(ハードディスク)。
よく考えてみたら、CFの筐体にハードディスクを押し込むなんて、凄い技術だよね。

写真
しかし、容赦せずに外す。

写真
装着完了。あっけないほど簡単だった。

***

写真
電源を入れると異常を示す警告が表示されたが、CFがフォーマットされていないだけのこと。

写真
パソコンに繋いでiTuneから「復元」すると、ちゃんとCFを認識した。

16GBのiPod mini、完成指でOK




0 件のコメント: