2009/11/23

二眼レフ

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「大人の科学マガジン」を衝動買いした。

付録は「35mm二眼レフ」
今ひとつ上手くいかなかったプラモデルカメラのリベンジもかねて、カメラの組み立てに挑戦するのだ。

部品は発泡スチロールのケースに入っていた。ニッパーを使ってランナーから外すことから始まったプラモデルカメラとは随分様子が違う。
出版社の製品だから、組み立てマニュアルもしっかりしている。これも紙っぺら一枚だった前回よりも格段に判りやすい。
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「学研フレックス」いいねぇ。

上段レンズの後にミラーがあり、フォーカシングスクリーンに像を結ぶ。
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下部レンズにはシャッターがあり、その後にフィルム受光部がある。上下のレンズがギアで連動して焦点距離が同期するのが、二眼レフの原理。

小一時間で完成したが、最も苦労したのはシャッターの調整だ。三本あるネジの締め付け具合を加減して、具合よく動作するポイントを探るのだ。失敗すると、開かなくなったり開けっ放しになったりする。

実際かなり難しい。うまく出来る人がいるのか疑いたくなる位だった。結局市販のカメラのような操作性は望めず、シャッターレバーを下ろして数秒後に露光する仕様で妥協した。
……この「数秒後」というのが安定していないから怖いのだあせあせ(飛び散る汗)

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思ったよりシャープに撮れている。心配していたピントも、狙ったところに合っていた。露出オーバー気味の写真が多かったから、設計よりもシャッタースピードが遅いのだろう。
f=5.6、s=1/30位かな?

巻き上げと連動したシャッターロックなんてある訳ないので、不注意だと多重露光の常習犯になる。でも、それでいい味が出たりするのだ。

もう銀塩は趣味の世界のものだから、どんな結果であっても楽しんだ方が得なのだ。


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