2010/03/05

ほぼ日手帳




さらさらなので詰まっている感じがしないところが、アレルギー性鼻炎の辛いところだ。それでも副鼻腔は腫れているので呼吸は苦しい。溺れそうになりながら水面ぎりぎりを漂っている感覚が、これからしばらくほぼ終日続くのだ。さあ、苦しい季節が始まった。

それからとにかく眠たい。夜間の眠りが浅いのだろうか。脳が必要としている酸素を、充分に取り込めていないに違いない。……なんだか重症患者気分になってきた。

同僚に勧められた「堂島ロール」を買うために、ラゾーナ川崎に立ち寄った。人気がありなかなか買えないらしい。行列ができていたから在庫があるのだろう。「ラッキー」と思うべき場面なのだが、案外長い行列で雨が降っている。あっさりと根性が負け、早々にモールの中へ逃げる。

ロフトの黄色い看板が見えた。それでうり坊の誕生日が近いこと思い出す。プレゼントは「ほぼ日手帳」と決めてあり、この辺ではロフトにしかないのだ。思い出したときに買わないとあっという間に当日になってしまう。

誕生日は今月の26日だが、帰宅してすぐに手渡した。四月始まり版のほぼ日手帳は三月分から書き込み欄があり、早いほうが良いと感じたからだ。

「やっぱりこれか」などと宣いつつ受け取ったうり坊だが、結構喜んでいるようだ。欄外の「いいまつがい」を読んでケラケラ笑い、今の手帳から予定を写し、最初の日記を書いていた。

書くことなんて無いと言っていたのに、綴り始めるといろいろ出てくるらしい。余裕があるほぼ日手帳のページがみるみる埋まっていく。「今どきの中学生は、いろいろあるんだよ」なんて、さっきと随分変わったなあ。

実は私もほぼ日手帳を愛用している。それをうり坊が見て欲しがったのだ。親子で同じ手帳を使うなんて、ありそうでないことかもしれない。

年末に並べてみたら面白いと思ったが、真っ当な父親は娘の日記を開いたりしないのだ。


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