2010/03/06

献血

火曜日までの忙しさが嘘のようだ。プレゼ後に要求された資料も既にあるものばかりで、新たの作業は発生しなかった。

仕事はとりあえず一段落と云うことだ。常時全力で走り続けることなどでできないのだから、これはこれでよい。しかし、何となく寂しい気分。

本日のハイライトは私史上初の献血体験だ。暇を持て余している日に献血車が来るなんて、狙われていたとしか思えない。今まで注射針が怖くて逃げていたのだが、何となく自分に言い訳できない状況となった。

受付手続きから緊張が高まっていき、医師による問診の時には相当上げっていたようだ。血圧が150を超えていたのだ。深呼吸を二三回して測り直すと平常値に戻った。我ながら単純な精神に驚く。

針を刺す痛みは全く持って大したことなかった。恐らく期待値が過大だったのだろう。これまで献血しなかったのが恥ずかしく思えたほどだ。帰りがけにいろいろ貰えるのが単純に嬉しい。今日はクーラーバック、ハンドクリーム、バンドエイド、アセロラドリンクをゲット。盛り沢山だ。

去年末、親父が手術を受けたことがきっかけとなったのかもしれない。幸いなことに輸血を受けることはなかったが、医療が身近に感じられるようになったのだ。

云ってみれば、人の命と自分のちょっとした痛みを天秤に乗せていたことになる。これまでの判断が如何に「人でなし」たっだかと思うと、恐ろしくなる。


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