2007/02/14

世界最速のインディアン

表題の映画レビューを書こうと思ったが、どうもうまくいかないのでこちらに載せようと思う。

今から四半世紀近く前、16歳の誕生日のこと。親父が「おまえ、バイクの免許は取らないのか」といった。2月中旬という時期で、近くにいた母と祖母の視線も気になったから「俺はバイクには乗らないよ、寒いから」そうにべもなく答えた。親父の答えは「そうか。」だけだ。いつものように我を張るようなことを言うこともなかった。何故かそれ以来、定番だった浅間山のレースの話や、ヤマハの175ccで高尾山に登った話は聞けなくなったのだ。
この映画は親父を誘って見に行った。宣伝を最初に見たときからそうしようと決めていたのだ。思いつきを装って昼過ぎに電話を入れ、渋々見に行く約束を取り付けた。しめた、これで久しぶりにバイクの話をしてくれるだろう。

主人公、バート・マンローは孤独だ。


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