日曜の朝は西武電車に乗って是政へ。
多摩川清掃市民運動に参加するのだ。
こちらの資料では中河原の近くにも集合場所があったから、そっちの方が便利かとちょっと思ったが、蝦ちゃんは蝦ちゃんなりの意図があると考える。
さすが。彼の機転で主催者している青年会議所の理事長から話が聞けたのだ。
多摩川クラシコのイベントとして、河原の清掃を行おうとの動きが出てきている。雨に祟られ中止になったが、前回も河原のゴミを拾いながらスタジアムに向かう計画を立てていた。しかし急作りな企画である感はぬぐえず、清掃イベントに参加して運営のノウハウを手に入れようと考えたのだ。
多摩川清掃市民運動は30年以上の歴史があり、理事長はいろいろなレベルで運動を経験しているようだった。目から鱗がぽろぽろ。トングを使ってゴミを拾っただけではわからないままだった。
清掃作業はあっという間に終わり、ちょっとばかり寂しい是政駅に戻る気がせず、南武線南多摩駅に向かってとりあえず川を渡った。
「これから何かあるの?」「別に」
などと道に迷いながら話す男二人の出で立ちは、片方が東京ユニ、もう片方が川崎ユニである。
「絶対怪しいよね、この組み合わせ」「だね」
そうこうしているうちにサッカーが見たくなる。
日産スタジアムは大変縁起の悪いところらしいから却下。多摩陸、武蔵野、駒沢、三ツ沢。どこかでサテライトでもやってないかな・・・といっているうちに、西が丘で横河武蔵野対YKK-APを発見。直ちに足を十条に向ける。
それから着替えることもなく西が丘のメインスタンドへ。ガスと川崎の格好をしている連中は、YKK-AP側の席に座り武蔵野の得点シーンに拍手を送っているのだ。
ゴール裏に目をやる。よくあそこに収まったよな。
いや、よくここまでになったよ。
思えば遠くに来たもんだ、そんな感じ。
退場するとき、私は川サポ仲間と、蝦ちゃんは15年ぶりのバンド仲間との再会を果たした。
世間は狭いのか、類は友を呼ぶのか。
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