このまま双方無得点ならば、川崎は勝ち点3、得失点差2を得る。これによって勝ち点と得失点差において、三位のガンバ大阪に並ぶ。
だが、川崎は総得点でガンバ大阪に及ばない。順位を上げるには、取り戻すには、残された時間でのゴールが必要なのだ。
あの日から随分と状況が変わった。彼らは失うものが無いのだよ。失点したら肩を竦めて嗤えばいい。後ろを気にせず、蛮勇に身を任せれば良いのだ。
我々はそうではない。蜂蜜のような濃密な時間のイニシアチブを、この手に握らなければならない。パワープレーを受けて立つ余裕はない。
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