気が置けない友人ならば、少々長めの移動時間も気にならない。久しぶりならば話題も尽きないだろう。だから快速列車を使うことにした。ゆったりした時間を楽しみたいのに、慌ただしい新幹線では本末転倒だ。
まあ、目的地の宇都宮は近いからね。快速でも2時間足らず。
ここまで餃子を食べに来たのだ。餃子のマスコットがお出迎え。ちょっと固そうだ。
何故餃子が宇都宮名物なのだろうか?
ニラは茨城県の名産物のようだが、関係があるのだろうか?
ラーメンと同じように餃子にも地域性があるのだろうか?
いろいろと疑問がわき上がり、それを解決するべく一行は調査を開始した……
……などということはなく、皆美味い餃子が食え、ビールが飲めればそれでいいのだ。
宇都宮スキルの高い友人が決めた店、「正嗣」宮島店。
友人はモータースポーツファンで、ツインリングもてぎでの観戦の度に宇都宮に滞在している。もう二桁近い経験があるので餃子は彼に任せたのだ。有名店の「みんみん」を敢えて外す彼のセンスに乾杯したかったのだが……
ストイックな「正嗣」は、ビールの取り扱いがなかった。残念。
「焼き2、水2の4人前でちょうどいいよ」(一人当たり)とのアドバイスに従った。
水餃子のもちっとした食感、焼き餃子の香ばしい焼き加減。主張しすぎない、上品なニラの香り。堪りません。するするいっちゃいます。
しかしビールとの組み合わせも堪能したいので、宅配をオーダーした。ビールを出さないのは正嗣の戦略かもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿