長男の仮性近視治療のため、朝一で眼科に向かう。看護師さんが行う検査を受けてから、多少待ち時間があって医師による診察となる。その空き時間を使って近所を散歩することにした。
眼科と我が家は歩いて5分程度の距離だが、あまりにも近くなので足を向けることの少ない場所だ。丘の上にある住宅地と眼科のある商店街の外れでは、同じ町でも雰囲気がずいぶん違う。近場で新鮮な発見があると日常が少し楽しくなるものだ。親子で何かを見つけてみようと思い、古いコンデジを彼に渡した。
30年ほど前に暗渠化された北沢川跡の遊歩道に向かう。途中で廃棄されたオートバイを発見。剥きだしのエンジンに蔦が絡まっているのが面白くて覗き込んでいたら、息子が撮影し始めた。
沿道の人が植えたのだろうか、立派なエンゼルストランペットの木があった。息子は花の正面からの撮影に挑戦。美しいかどうかはともかく造形的に面白い(かも)
虫好きの彼はダンゴムシを撮ろうとしている。左手のひらにのせて右手一本でその姿形を捕らえようとするも、なかなかすばしこくてうまくいかない。
診察の時間なので眼科に戻る。検査結果はごく普通のようだ。つまりテレビ廃止効果は疑わしいということになるが、子どもたちには内緒にしておこう。
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