サバメシとは「サバイバル飯炊き術」の略で、空き缶と牛乳パックを使った炊飯技術のことである。防災の専門家である内山庄一郎氏が考案した。氏は「国際サバメシ研究会」なるページを運営しているので、興味があればご参照されたい。
で、息子とやってみた。
■先ずは燃料棒()を製作する。
牛乳パックを展開図状に開く。牛乳パックは一人に3枚必要だ。
一辺ずつに分解する。
それをさらに1.5cm程度の幅に切り分ける。これが燃料棒。
■次にサバカン(コンロと釜)の製作。
350mlのアルミ缶を一人に二つずつ用意する。一つがコンロ、もう一つが釜となる。
高さ1.5cm、幅4cm程度の穴を、缶のサイド部分上下に2箇所ずつあける。上下で互い違いになるように配慮すること。缶切りで蓋を開き、この缶がコンロとなる。
釜の缶は蓋を開けるだけ。フタ裏坊やと再会
■炊飯
釜に米を0.8合、水を1.0合分入れる。常識的な水加減より大分水面が高く見えるが、この量が適正である。
コンロの上に釜を乗せ、釜にはアルミホイルで蓋をする。コンロの下の窓から火を付けた燃料棒を入れ、その後25分間、燃え尽きないように上の窓からひたすら燃料棒を補給する。
■Tips
・コンロと釜はとても不安定な形で積み重なっている。実際に倒れてしまうことも少なくないが、アルミホイルの蓋がしっかりとしていればリカバリーも難しくない。
・火が消えてしまっても、燃料棒を何本かくべて下の窓から空気を送り込んでやれば、大抵再着火する。
■食べる
今回は水加減に失敗。水を減らしてしまったのだ。
まあ、食べられないほどではない。火で炊いたご飯は香ばしくて美味しいのだ。
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