ずっけ : 問題です。
うり坊 : なあに?
ずっけ : 九谷焼と磯辺焼と伊万里焼、仲間はずれはどれ?
うり坊 : えっとねえ、磯辺焼。
よくわかってないこらしい。目が笑ってない
ずっけ : どうして?
うり坊 : 古伊万里と古九谷はあるけど、古磯辺は無いから。
うり坊は栗田美術館にでも行ったのかしらん。思ったよりも知っている。
(栗田美術館:http://
聞いてる奥さんがにやにやしていた。
奥さん : 古磯辺焼もあるのよ。知らなかった?
うり坊 : えー、そうなんだ。ねえ、磯辺焼って知らないんだけど、どういう焼物なの?
吹き出しそうになった。
奥さん : 白地に一部、茶褐色に着色されているのが普通かな。それから黒くて角張っている文様が必ず入っているの。この文様が無ければ磯辺焼とは言えないわね。
パスが繋がる快感とはこういうものなのだろう。
うり坊 : じゃあ、古磯辺は?
奥さん : 古い磯辺の中には緑や桃色の水玉模様が入っているものがあって、これが新しいものには見られない特徴。
うり坊 : へー、時代によって表現方法が変わるんだね。見てみたいな、磯辺焼。
ゴール前でクロスを上げる奥さん。
よし、俺が決める
ずっけ : 確か銀座に専門店があったよね。和光と伊東屋の間に何軒か。今でもあるのかな?
奥さん : 随分長いこと行ってないから判らないよ。
ずっけ : 行ってみようか?
専門店って、屋台だけどね
何か言いたげなうり坊。
うり坊 : 私も行きたい。古磯辺の水玉模様を見てみたい。
ずっけ : うーん、銀座で古磯辺は見たことないな。
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明日の昼食で磯辺焼きを食べよう。種明かしが楽しみだ。
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