2009/02/02

増殖するカメラ、或いはM42星雲の誘惑。

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■ミノルタα7700i

会社でデジカメを使うようになった頃、不要になった一眼レフカメラを貰った。それがこのカメラ。これだけ去年までの話。このあとは全部今年に入ってから増殖したもの。

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■MINOLTA AF100-300mm F4.5-5.6

長焦点レンズなんて滅多に使わないことは判っていたが、今時のお父さんとしては、運動会から手ぶらで帰るわけにも行かないでしょうあせあせ(飛び散る汗)
ヤフオクで落札。ケースも付いていて綺麗、レンズの不具合もなかった。

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■MINOLTA カメラ レンズ付【α7700i 】50mm 1:2.8(32) 中古品

マクロレンズが欲しかった。今使っているコンデジのマクロ機能が面白くて、是非一眼レフでもそういう写真を撮影したいと思っていた。花とか草木にぐいぐい寄っていって、細部を切り取りたいのだ。

これは「35mmカメラ本体」のカテゴリーの中にあった。ミノルタの標準レンズは50mmのf=1.4かf=1.7なので、付属レンズのスペックからこれがマクロレンズであると判断。本体は全く不要だが、レンズ単体よりも相当安く流れていたので落札。

レンズ表面にカビ少々。うまい話には裏があるのだなもうやだ?(悲しい顔)

一眼レフが3台、そのうちα7700iのボディーが2台になってしまい、奥さんからいろいろ言われる。

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■OLIMPUS OM1 + ZUIKO 50mm f=1.4 + ZUIKO 200mm f=4

長年日本で働いていたオーストラリア人のお隣さんから貰った。帰国に当たっていろいろ処分しているらしい。

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しかしOM1は小さい。ニコマートと比較してみるとその小柄さがよくわかる。重さはOM1+50mmレンズが775g、NIKKOMART FT3 + 50mmレンズが1,015g。

さて使えるかどうか。

一眼レフが4台、レンズが7本になってしまい、奥さんに呆れられる。

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■SONY α100

これだけ手に入れるとテスト撮影のコストだけでも馬鹿にならなくなる。コストも含めたテストだと思えばいいのか。というわけで型落ちデジ一ボディーを入手。

銀塩へのこだわりを簡単に捨てた夫を揶揄する奥さんがまん顔

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■ジャンク ミノルタ α7700i ASAHI PENTAX

α7700iにはストロボが付いていない。ペンタ部の中身は正直にペンタプリズムで、ポップアップするフラッシュライトなんか入っていないのだ。しかもアクセサリーマウントはαシステム独自のもので、専用ストロボは結構高い。ズームレンズの暗さもあって、長年室内の撮影は手ぶれとの戦いであった。

この三点セットは全部で千円。フラッシュライトだけでも元が取れる、というか他のものは正直要らない。でも落札。

一眼レフが7台、そのうちα7700iのボディーが3台、レンズが8本になってしまい、何も言わない奥さんが怖い。

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■M42レンズをミノルタα、sony αボディに取り付けるアダプター

ペンタックスに着いていたレンズはf=1.4と結構明るい。ボディーを使うのは大変そうだが、このレンズは何とか使ってみたい。ということでマウントアダプターを探したところ、丁度いい製品が見つかった。これでα7700iとα100でも明るい標準レンズが使える。

「これで無駄が無くなった」と言ったら、「カメラなんか一台で十分じゃない」と奥さん。

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□Tessar 50mmF2.8 Carl Zeiss Jena M42 ゼブラ

ヤフオクのウォッチリストには入れたが、まだ入札はしていない。ぎりぎりの理性で留まっている。

当時のペンタックスはM42というレンズマウントを採用していた。これは長年世界標準だったねじ込み式マウントで、様々なメーカーからレンズがリリースされていた……
……ということらしい。件のマウントアダプターを入手して、これらのレンズが使えるようになったのだ。

実際ヤフオクで「M42」を検索すると、旧共産圏製のものを中心に、相当数のレンズがヒットする。中でも目がいくのが旧東独のカール・ツアイス・イエナ。「テッサー」なんて名が付いたレンズが5000円以下で落札されているのを見ると、中身がよくわからなくても入札したくなる。

生兵法は怪我の元だ。それに夫婦円満が一番大事じゃないか・・・


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