そして我が街、川崎へ。
時差の関係で深夜に始まる試合中継を見るべく、川崎駅に程近いスポーツバーHub川崎に、サポーターがぞくぞくと集まる。
非日常的なシチュエーションと時間帯に、皆最初からテンションが高い。
現地入りしなかった応援団メンバーが持ち込んだ楽器もあり、狭い店内は応援ゾーンと化する。
選手は調子が良さそうだ。動きはシャープで足も速く、持ち味の速攻が効いていた。危なっかしいシーンがあったが、無失点で抑えたから守備も評価していいだろう。
スコアレスドロー。
今回の試合で得点が無かったことを、納得することはできない。
殺人的な移動スケジュールがそうさせたのか、ここ数節、体力を温存させているような動きだった。相手に余りプレッシャーを与えず、スピードも出さないサッカーだ。
チーム全体からそのような印象を受けたから、パワーセーブは組織的に行われていたのだろうか。もしそうならば、関塚監督は選手にパフォーマンス低下のエクセキューズを与えていたことになる。
それが監督の意図から離れて、選手の意識中では、体力面だけではなく、試合勘、モチベーションなど、ことサッカーに関するあらゆる能力をコミットしてしまったのではないか。
ゴール前でシュートを邪魔をしていた何かは、そこにあるような気がする。
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