2008/04/07

草餅

この週末は今井浜にある海小屋で過ごした。

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海小屋前の雑草

何も決めずただ「ぼうっと」しに行ったのだが、小屋の前に生えている雑草がヨモギだと判り、急遽草餅作りに精を出すことになる。我々はこと食い物に関して、アドレナリンが出やすい夫婦なのだ。

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ヨモギは葉の裏が白い

息子と二人でせっせとヨモギを摘んでいる間、娘と奥さんはスーパーに買い出し。食い意地がモチベートする見事なチームプレイだ。

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本日のスタメン

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これが団子を草餅に変えるファンタジスタ。但し、灰汁抜きされてクタクタ。

ヨモギは重曹を入れた湯で灰汁抜きをする。熱を加えると深い緑に変わるヨモギ。ゆで汁もかなり色濃かった。小屋中がヨモギの香りで一杯になる。

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上新粉を少しの砂糖水で捏ねる。耳たぶぐらいの硬さが目安とのこと。

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ヨモギは水を切り、みじん切りにしてからすり鉢でする。頑張れ。

上新粉だけだと堅くなりすぎるから、少しばかり白玉粉をブレンドするのがコツだとか。
出来てから知った。

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いよいよ団子ベース(?)とヨモギが合体する

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ワシワシ手で混ぜる

混ぜる作業は楽しいが、結構重労働。案外肩がこる。
それからすり鉢で混ぜるのは良くない。後片付けで歯ブラシが必要になるからだ。

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みかん位の大きさにまとめ

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蒸し器で蒸す

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それから「餅つき」

すりこぎを杵のように使い、餅つき。
しかし今回は最初からかなり堅く、ついても変化が見られなかった。

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あんこを乗せて完成。反省点は多いものの、食べられればそれで満足。
何しろ、元が雑草なのだからね。

週末でやったことと言ったらこれ位。後は温泉に浸かってのんびりと過ごした。
速報メールなんて……見なけりゃよかった。

帰りは伊豆の東海岸沿いのルートを通り帰宅。
山肌の木々は桜と若葉でまだら模様。いい季節だ。


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