2008/04/29

気付く

いつのまにか気付くことを忘れ、気付かせることばかりを考えていた。

0を1にしようと必死になっている子どもたちに、1を10にする方法は要らないのだ。

彼らの方がわかっている。彼らの方が知っている。目で見て、耳で聴いて、一つ一つ揃えてきた宝石のような知識を、くだらないがらくたに置き換えるような真似はもう止めよう。

一緒に見て、一緒に感じて、彼らの宝石が増える度に喜びあえる、そういう父親になりたい。


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