2008/05/04

横河武蔵野




今年はシーチケを買わなかったから、チケット情報には気を配らなければならないのだ。それを怠ると今日のようなことが起こる。チケット完売は喜ばしいことだが、買い忘れた私は参戦できない。

そこで密かにダブルヘッダーを狙っていた、横河武蔵野対流通経済大学戦を見に行った。双方調子が良いから見応えのあるゲームになるだろう……

……って、横河首位かよ!夢のようだ。このまま行けば昇格。去年横河のラグビー部がトップリーグ昇格したから、横河電機にとって二年続けの昇格ということになる。これは大変なことだ。
まあ、まだ始まったばかりだから。

吉祥寺からムーバス。一律100円のコミュニティバスだ。狭い住宅地を縫って走るから面白い。武蔵野市の住宅地は樹が大きく、区画が広いから気持ちいい。

武蔵野陸上競技場はバックスタンドからゴール裏にかけて芝生で、その後に大きな桜の樹が並んでいる。来る度に、桜の季節はさぞや美しいことだろうと思うのだが、今年も見逃してしまった。

芝生で寝転んで見ているひとがいた。ちょっとうらやましい。こんなことならばレジャーシートを持って来ればよかったと思ったが、「お一人様」では酷くむなしいことだろう。こういうときにはメインスタンドがちょうど良いのだ。

流経大は当たりが強い、それに対して横河はパスで繋ぐサッカーらしい。そういう組み合わせでパスサッカーの方を応援する。つまりいつもの川崎戦と同じスタンス。不思議なことに、何となく「見せ場」の興奮の仕方が似ている。ひやひやする場面も似ている。

ゲームはスコアレスドローに終わった。
選手の特性を分析しながらの観戦はちょっと疲れる。普段応援していていろいろ予備知識のあるチームは、住み慣れた家のように居心地の良いものなのだと実感。

横河を「住処」にする人たちは確実に増えている。今日のメインスタンド横河側はほぼ満席だった。スタジアム周辺の商店街にはフラッグが舞っていた。プロ化の準備が着々と進んでいることだろう。プロ化が実現した暁には、Jリーグ規格を満足しないこの競技場はホームグラウンドに使えなくなる。

その前に、武蔵野陸上競技場で観戦しながらの花見を実現したい。


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