2008/05/08

ドームより等々力


東京ドームは広さを感覚的に捉えるための指標としてよく使われている。Wikipediaの項目「東京駅」にも「面積は東京ドームの3.6個分」という件がある。メディアへの露出が多い建物故、誰もが知っているから使いやすいのだろう。しかし、正直広いのか狭いのかよくわからない。

年に何度か東京ドームに足を運ぶが、中にはいると案外小さく感じられ、外から見ると巨大だ。室内球場故全体を俯瞰する視点を取りにくく、広さの感覚を共有するには難がある建物だと思う。

そこでオープンエアでかつ誰もが知っている(知っているよな!)等々力陸上競技場を新たな指標として設定して考えてみたい。東京ドームの建築面積は46,755m2、等々力は35,480m2だ。計算すると等々力は東京ドームの0.7597個分、概ね3/4である。

つまり東京駅の面積は「等々力陸上競技場の4.8個分」

この方がずっと捕らえやすいと思う。


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