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チェーン店で自宅に近くにもあった。ポイントカードも貰ったことだし、これから贔屓にしようかな。
メインの商店街から一本入ったところにある店舗だ。
味噌専門店の味噌樽の如く並べられた珈琲樽。店の奥には大きな焙煎器がある。注文して焙煎が終わるのを待つ間、珈琲を飲むためのスペースもある。因みに1杯180円。
樽の中身は生豆。これを量り売りしてから焙煎のサービスとなる。生豆の重量よりも2、3割軽くなるとのことだ。
これが生豆。少し緑がかった色をしている。煎るなのでずっしり重い。
これが自家用焙煎器「いるいる」
丸いところから生豆を入れ、概ね3分焙煎する。
そして管になっている持ち手の先から、焙煎済みのコーヒー豆を取り出すのだ。
最初のチャレンジは相当深煎りに仕上がった。
……いえ、これは炭です
まあ、飲んでみないとわからないので、一応ミルで挽いてみた。手前が普段飲んでいるフレンチローストの豆。色の違いに注目。
……味は炭であった。少なくともコーヒーではない。
二度目のチャレンジはコーヒーらしく仕上がった。しかし前回のトラウマからか、かなりの浅煎りである。酸味が強く、味はちょっと生っぽい。
自家焙煎はなかなか難しい。専門店のように大量に煎るのならば均質に仕上がるのだろうが、せいぜい5人前ではあっという間に出来てしまい、時間を見極めるのは至難の業。今回試みた二度の時間差は、20秒程度。このなかで好みの濃度を探さなければならないのだ。
しかしながら、生豆が珈琲豆に仕上がるプロセスはドラマチックで魅力的だ。火の上でころころと生豆を転がしていくと、段々音が軽くなり珈琲の香りが漂い始まる。そしてふわっと煙が立ち上ると出来上がり。僅か3分の作業で高まる期待は大きい。
嗜好品なのだからこういう演出もありだと思う。
でも少なくとも最初のうちは、口直しのコーヒーを別に用意しておいた方がいいだろう。
もっと拘る人のために、こんなものも売られている。
なんだか江戸時代の町医者の気分になれそう
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