2008/09/24

ADトレイン


乗った京浜東北線の広告が、某紳士服チェーン店の貸切だった。イメージ重視で情報量に乏しい広告なので、雑誌広告が多い普段の車内よりも退屈だ。

数年前に乗ったノルウェー政府のADトレインが面白かった。

ノルウェーの観光ガイド、民話のダイジェスト、サーモンを 使ったレシピ、イメージ画像などが貼り出され、通常の乗車時間だけでは読み切れない程の分量がある。

綺麗な風景や美味しそうな料理を見せられ、何やら書いてあるレシピや案内は、文字が小さくて目を凝らさないと読めない。

そこにQRコードがあり、アクセスするとその文章のページに飛ぶ。さらにその先には広告の何倍ものコンテンツが待っているのだ。ストレスが解消されると同時に、ノルウェーへのゲートウェイが提供される仕掛け。よくできている。

広告を読むために電車に乗る人は滅多にいないが、電車広告に期待されていることは少なくない。皆、乗車している間退屈したくないのだ。乗った車両がADトレインだとがっかりさせないためには、最低限、雑誌広告を上回る情報量が必要だろう。



 
Posted from MixiDock mini


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