2008/09/07

あり得る

YMOが成し得なかった「テクノ歌謡」の理想を実現したPerfume。遂にあのとき夢見た時代がやってきたかと、感無量で彼女たちを見守る元テクノ少年は少なくないと思う。

いいじゃないか。それまでのテクノ歌謡の頂点は「はいすくーる・ららばい」だったのだから。しかし、事情がわからない人の目からだと「年甲斐もなくアイドルに狂っている」ようにしか見えないのも事実だ。

Perfumeが原因で“離婚の危機”にある男性がネット上で話題に
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=599842&media_id=54

彼女たちはあくまで「ヴォーカリスト兼エレクトリック・ドール」ということにしておこう。クールを装うのが平和を保つコツだ。楽曲の良さと中田ヤスタカの世界観に傾倒しているだけならば、理解を得ることはたやすい。

「Perfumeの中で誰が一番好き?」

……そんなアイドルみたいな質問をしてはいけない。
「断然、のっち!」などと反射的に答えてはいけない。

「誰って言うより、曲の良さが魅力だよね。love the worldのインストを聴いてごらん。中田ヤスタカの凄さがよくわかるよ」

……そんな通ぶったことを言っていればいいのだ。


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