2007/03/21

月刊チェックリスト3月号(執筆中)

最近チェックしたサイトで、印象に残っているものをとりあえず三つ。これでは寂しいのでまた追記致しましょう。なおタイトルは思い付きなので来月号の発行はお約束しません(^_^;)。

■「日記療法」が癌患者を癒やす・浄化作用促し、身体症状も軽減
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000005698

文章は人に気持ちや伝えるために書くもの。しかしそれ以上に書き手の考えや気持ちを整理する効果があるとおもう。

ガン告知がもたらすストレスは凄まじいものだろう。自分の命がパーセンテージで語られた時、前向きに生きるモチベーションを保つことは難しい。人間、追い込まれると猜疑心の固まりになってしまう。悲観的な意見も楽観的な意見も完全に信じることができず、疑いのスパイラルから抜け出すことができないのだ。

当たり前だが、作文中は自分の言葉が目の前に並ぶ。最初は支離滅裂だったその言葉の列が、徐々に秩序を持ち始める。するとそれまで悲壮感たらたらだった自分の文が、滑稽に思えてくるかもしれない。何とか希望を見いだそうと空元気で書いた文の中に、本当の希望が見えてくるかもしれない。しかし何より大切なことは、その言葉は唯一猜疑心を持たない相手である、自分自身のものであることだ。

自己との対話は、酷い孤独の中にあった患者が救われる糸口になろう。そして先ほどのパーセンテージの逆数が、希望であることに気づくに違いない。


■心が傷つけば脳にも傷がつく
http://www.chunichi.co.jp/feature/ikiru/070316T1128.shtml


■捨て子の少女の死と、脱・格差社会のもと
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20070122/117394/


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